なぜ、男性にはテッパンのプレゼントがないのか
昨夜、戦う女というドラマのトークで「男って(服が)シャツとパンツしかなくてかわいそう」と話してるのを爆笑しながら見てて「あ、そろそろ母の日だな~」と思い出し、今日の午後、母の日のプレゼントを少々物色。
母の日は基本的にカーネーションがあって、あと何にする?という感じでとても探しやすい。
カーネーションとセットで売ってるやつもいっぱいあるしね!
でも、父の日となると、途端に何をあげたらいいか?まったくわからなくなる。
これってなんでなんだろう?と考えてみた。
父の日に何をプレゼントすればいいかわからない理由
答えの前にまず、女性にあげるプレゼントについて考えてみたんだ。
女性へのプレゼントとして考えられるテッパンは、花・お菓子・貴金属・現金・・・他にもあるかな。世間の刷り込みもあって、けっこうわかりやすいよね。
例えば、花の中でも下心がない相手に送るならバラ以外の花束とか、お菓子ならケーキ・チョコレートとか、貴金属はまあ特別な人にしかあげないから好みをリサーチできるし、現金ならばもれなく喜ばれると思う(笑)
お店も割とわかりやすいし、手に入れやすいもので喜んでもらえる。
が、男性は(というか父は)そうもいかない。
趣味の中でもこだわりがある
例えばわたしの父の趣味、酒と釣りと読書と昼寝。
酒はわたしと共通だから美味しい焼酎を教えてもらったりして助かるけれど、父が飲む焼酎はすでに決まったものがあって、それを常連の店や自宅にキープ、それ以外は飲まない。
釣りはわたしもたまにやるけど、父の釣りは船に乗るかなりマジなやつだからちょっとついていけないし、道具はもう全部そろってるから場数を踏みたいだけの状態。
読書は司馬遼太郎と課長島耕作のシリーズと北斗の拳を書いた人のやつがあればあとは何もいらないらしい。
おかげさまで、数年前に昼寝にぴったりの大きな座椅子みたいなのをプレゼントしたらもうネタが尽きてしまった。
仕事に必要なものが専門的すぎる
趣味のものがダメなら仕事に必要なものをプレゼントしたらいいじゃない!と思うでしょ?
スーツ着て仕事するとーちゃんだったら、ネクタイ・ワイシャツ・靴下ときには奮発してスーツなんかをプレゼントできていいよな~。
ウチは作業着で仕事するとーちゃんだから、何?タオル・インナーシャツ・軍足・軍手で、ときには奮発して新しい作業着あげたらいいのかな。って、なんでやねん。
そんなもん嫁であるお母さんがちゃんと新調してあげてるわ!(たぶん。笑)
プレゼントにできそうなものが何にもないんだよ。
かといって洋服は、わたしのセンスがなさすぎる
普段着る洋服をあげようかと思う前に「お姉ちゃんは変なカッコばっかしてるな」と言われてしまったので(そのセンスで選んだ服は申し訳ないと)服は却下。父も父で、誰が何を買ってこようとよっぽど気に入ったのしか着ないし。
う~ん。非常にむつかしい問題だ。
あ、でも大の男がちっちゃい花束持ってちょっと恥ずかしそうに歩いてるの、かわいいから、今年はどこかに呼び出してちっちゃい花束渡して帰るだけにするかな。
いやいや、やっぱダメだろうこれは。
父の日なのに罰ゲームかよ。
女性みたくどんな趣味・職業でも喜ばれるテッパンのプレゼント、男性にはないのかな~。