あからさまな忘れ物を見ると関係ないのにドギマギしてしまう気の小ささはもう諦めることにした

忘れ物

わたしはほとんど忘れ物をしない。

なぜなら季節を問わず同じカバンを持ち、同じ持ち物をぎゅうぎゅうに詰めて持ち運んでいるから、どんなに酔っ払ってもカバンがぎゅうぎゅうならば「中身はすべて入ってる」ということになり、ぎゅうぎゅうじゃなかったら「何か足りない」とすぐ探すことができるから。

かといって別に大きなカバンじゃないから持って歩くものは最低限。

だから駅のベンチとかに忘れ物があると、関係ないのについついドギマギしてしまう。拾って交番とかに届けてあげたらいいのかもだけど、今まさに探してるのに持ち出したら余計困るだけなんじゃないかとか考えて結局スルーしてしまう。

でもさ。

親切なんて自己満足

なんだよね。

いつだったか、地震のボランティアで東北行ってたおばちゃんがテレビかなんかで話してたけど、本当に役に立とうと思ったら自分だけの力ではどうしようもないことを実感するだけだから、自分ができることをやってあげるんでいいんだって。それしかできないよって。

その話を見たときに「そっか」と思ったことを思い出して、道端に落ちてた忘れ物を、せめて見つけやすいようにポール?の上に挟めてきた。

めったに外で忘れ物をしないからどうするのが正解かわかんないけど、自分にできることをとりあえず。

ちなみにワタクシ、忘れ物はめったにしないが、なくしものはけっこう大きなものをする。

どっかに置いてそのまま忘れてくるんじゃなくてもう、どこにあるのか?どこに置いたのか?ぜんぜんわかんなくなっちゃうやつ。

一長一短。