どうも。あき(@aki_smomo)です。
わたしのTwitterを見てくださっている方からはそろそろ「いつまで引っ張るんだよ!」と突っ込まれそうですが、安心してください。これで最後です(たぶん)。
わたしのM-1 Vizに含まれるTableau・DATA Saber界隈のコミュニティパワー
アイキャッチ(記事トップの画像)のVizは、わたしが今参加している#DATASaberBridgeというTableauユーザー同士の無償プログラムの中で“ゆる募”された企画に参加したものです。
使ったグラフも1つで見た通りシンプルですが、ただ見るだけじゃなく、見た人が自分でさわって並べ替えて遊べます。
コミュニティのレバレッジがたくさん効いていますので今回は是非それを紹介させてください。
色の指定、順位を並べ替える仕掛けは #Vizトークから
#Vizトーク
本日も2230ごろからはじめます!https://t.co/tTfOBeidxy pic.twitter.com/ifjiaXDH04— Yusuke Nakanishi (@YusukeNakanish3) December 22, 2022
#Vizトークは、ハイレベルなTableau使いの方々によるTableau関連のトークラジオ的なTwitterスペースです。
今回のVizには、12/22の回で話題になっていたカラーパレットと積み上げ棒グラフの並べ替えを反映しました。
色の指定:カラーパレット
こういう企画モノのVizを作るときはいつも、データに付随するサイトなどの情報から色を拾って指定していたので、決まったカラーパレットを使って作る方法は新しかったです。
カラーパレットはジュエルブライトを選び「透明度を70%ぐらいにするとやってる感が出る」とのことでしたが、わたしにはまだ“やってる感”を出すのは早かったようで今回は100%でFIXし、“やってる感”は次へ持ち越しました。笑
ヌリエルストーンかジュエルブライトのカラーパレットを使って透明度を70%ぐらいにするとやってる感が出る
— Yusuke Nakanishi (@YusukeNakanish3) December 22, 2022
※山田邦子さんのピンク色だけ、他の審査員とかぶらないようジュエルブライトにない色を自分で指定しました。
公開したらいろいろな方から色味のよさを褒めていただけてとてもうれしかったです。
カラーは各審査員それぞれのイメージに合うものを選びましたので、その点もあわせてお楽しみいただけますと幸いです。
順位を並べ替える仕掛け:積み上げ棒グラフ
積み上げ棒グラフの並べ替えは「地味に難しい」と、サンプルややりかたなどをタイムラインでご紹介くださっていたなかで「あれ?こういうの見たことあるな」と思っていたら、リスナー参加されていたChiakiさん(@ishiaki_tab)が「tabjoのTCセッションでも紹介しました♪」とツイートしてくださり「(見たのは)それだ!!」と思い出しました。
積み上げ棒グラフでいちばん下にヒュッてするやつ、tabjoのTCセッションでも紹介しました♪
#Vizトークhttps://t.co/cBlLT6uZ0m— Chiaki (@ishiaki_tab) December 22, 2022
各コンビの審査員ごとの得点傾向を表現したいと思いつつ、どうやって?というところはまだ絞れていなかったわたしに一筋の光が見えました(とはいえこの時点ではまだ何も決定できていない)。
翌日、佳境に入っていた#B2VB/Week3のVizを仕上げたあと、上記を振り返って積み上げ棒グラフとジュエルブライトのカラーパレットを使うことに決めました。
レイアウト、説明テキストはGanekoさんのMakeoverライブから
今回、完成イメージの決定から約3時間ほどで完成・公開できました。
想定よりずっと早くて自分でもびっくりしました。
これは、Vizトークのおかげで完成イメージが定まっていたこともありますが、2週間前に開催いただいたGanekoさん(@ritz_Tableau)のMakeoverライブの影響が絶大です。
レイアウト:レイアウトコンテナ
実はわたし、MakeoverしていただいたVizを作成したとき、レイアウトコンテナの存在を知らなかったんです。
Makeoverライブ当日にちょうどレイアウトコンテナの存在を知り、使ってみていたところでした。
こんな奇跡のようなタイミングにライブでレイアウトコンテナの使いかたを教えていただきましたので、配置や空白の微調整で時間が過ぎていくことはありませんでした。
あと、審査員名の凡例だけレイアウトコンテナに入れず浮動にして積み上げ棒グラフに沿うように配置したのですが、こういう使い分けもGanekoさん(@ritz_Tableau)がどこかの動画(失念)で実演されていたのを思い出し、マネしてみました。
説明テキスト:Vizを見て何をしたらいいのかわかるように入れる
「Viz(データビジュアライゼーション)にテキストを入れる場合は必要最低限でなければならない」
削るケースもあったのでそれはたしかにその通りでしょうけど、必要最低限の認識がぜんぜん違い、目から鱗でした。
わたしのVizに限らず、グラフから得た情報をテキストにする、専門用語の説明を入れる、(探索型Vizには)どこを動かすと何が変わるのか、動かす手順を書いておくなどなど、見る人の負担を減らす・見る人がどうしたらよいか適切に判断できる親切設計のためにたくさんテキストを追加いただいていました。
それを見習って今回は、見た人に自分でさわることにより順位の並べ替えが起きるのを楽しんでもらいたいとタイトルの下に「気になるコンビの~」の説明テキストを入れました。
そうして完成したわたしのVizがこちら
https://public.tableau.com/app/profile/aki.smomo/viz/M-1GP2022DATASaberBridge/M1GP2022
スマホから見ていただく場合は、Viz右下のボタン(以下画像参照)からデスクトップレイアウトに切り替えて、横長画面にてご利用いただくと大変遊びやすくなるかと思います。
たくさんの方に見て、遊んでいただけたらうれしいです。
みんなのM-1Viz紹介
今回の企画で作られたM-1Viz(わたし調べ)も是非一緒に見ていってください。
同じデータからこんなにいろいろなビジュアライゼーションができるなんて、人間とデータ×Tableauの可能性は無限大だなあとわくわくします。
#DATASaberBridge挑戦中のApprenticeだけでなく、師匠s作成のVizもあります。どなたがどちらかを予想しながらVizを見て、Twitterのプロフィールで確認するという楽しみかたもできますね。
KenTeeさん(@ken91tee):ジッターチャート
重なり合ったマークをランダムにずらして1つ1つを認識しやすくしたのがジッターチャートです。最初に見たとき「箱ひげ図につぶつぶがいっぱいだ~♪」とのんきに思ったのはここだけの秘密です(恥)。
https://public.tableau.com/app/profile/kenta.nakano/viz/M-12022Final/M-12022Final
愛さん(@wCantPlayTennis):Webページとレーダーチャート
各審査員がつけた平均得点と各コンビの実際の得点を比較できて興味深いです。レーダーチャートを見るコンビの選択と連動して左のWebページも各コンビの情報ページに変わります。
https://public.tableau.com/app/profile/ai.sugiyama6974/viz/M12022MOM/M1
izumiさん(@izumi_0901_tab):センターマイクがロリポップチャート
あまりにもかわいくて初見で目がハートになりました。よく見るとセンターマイクの上には各コンビのネタのイラストが。。形状を大胆に活用した表現、見習いたいです。
https://public.tableau.com/app/profile/izumi4389/viz/work_2_16715847577070/1_1
D.Dさん(@daikki):クロス集計表
結成属性をクリックすると左のWebページも連動して切り替わります。クロス集計表は数字が多くて苦手意識がありますが、色分けや文字サイズの妙でしょうか?とても見やすくてちょっと好きになれた気がします。
https://public.tableau.com/app/profile/.13438572/viz/M12022MOM_16715474341150/M12022
norikoさん(@OoiNoriko):美、追加データを自分で集める発想に脱帽
情報がしっかり伝わってくる美しいVizに感動、そして与えられたデータを使うだけでなく、表現したい内容に必要なデータを自分で集めてくる視野の広さ、発想力に脱帽しました。
https://public.tableau.com/app/profile/noriko.ooi/viz/M-120222/M-12022
のりとさん(@tab_no5):ジュエルブライトのレーダーチャート
今回の企画の発案者です。最高点と最低点をつけた審査員の名前と点数が表示されているので、どのコンビがどの審査員に評価されたのか(or評価されなかったのか)がわかります。
ひと目見てジュエルブライトを使っていることがわかりましたので、すぐさまダウンロードして「透明度52~3%、Vizトーク的“やってる感”の70%を超えていやがる。。」と確認しました。笑
注釈的なおはなしと余談
流れの都合で本編に書ききれなかったけど書いておきたい注釈的なおはなしと完全に私的な余談です。
注釈① Vizトークについて
本編でもちょっとふれましたが、#VizトークはハイレベルなTableau使いの方々によるTableau関連のトークですので、Tableau初心者のわたしは正直ピンとこないときもあります。
それでもおもしろいから毎週しっかりリスナー参加しています。
おかげさまで今回のようにステキなVizを作ることができました。ありがとうございます。
これからも楽しみにしています。
注釈② Makeoverライブについて
Makeoverライブは#DATASaberBridge参加者向けに行われている「あなたの作ったVizをDATA SaberのTableau猛者にMakeover(作り直し)してもらおう!」という特別企画です。
Tableauの技術的な話を聞かせていただけるだけでなく、DATA SaberがTableauを使ってどのようにデータを見せる・伝えるのかをライブで実演していただける貴重な機会です。開催いただきありがとうございます!
DATA Saberってどんな人なんだろう?
DATA Saberになるってどういうことなんだろう?
これからDATA Saberになろうとしている我々Apprenticeには、そういう答えも見えてくるかと思います。
Ganekoさんとは
Ganekoさん(@ritz_Tableau)はDATA Saberで2022 Visionaries、Tableau Certified ProfessionalでTableau公式のホワイトペーパーにも登場しているTableau猛者です。わたしの腕前では雲の上の存在です。
noteも動画もライブもすべての解説がやさしく丁寧で、Tableauの技術以外にも学ばせていただくことが無数にあります。
これからもよろしくお願いいたします。
完全に私的な余談
夏の引っ越し前にテレビが壊れてしまったのに「まあ、いいか」と新しいテレビを買わずにいたため、募集開始時点ではまだM-1を見ていませんでしたが、データを見てどんなVizにしようか考えていました。
その後TVerで配信されていることを知り、12/22の朝にやっと見ました。
決勝はウエストランドの1本目、「警察に捕まり始めている」に無限に笑わせてもらいました。
敗者復活戦はカゲヤマが一番ヤバかったです。笑
おもしろすぎてその後M-1のYouTubeまで飛び、3回戦を見たらロングコートダディが大好きになりました。
また来年も楽しみにしています。
#DATASaberBridgeは泣いても笑っても2月に卒業です。
ひきつづき試練とコミュニティ活動をがんばっていきます。
応援よろしくお願いいたします。