大掃除というより死に化粧か

  • 2015年5月20日
  • 2015年5月20日
  • 日記

15-05-20

今の家に越してきて何回か契約更新した。

が、来年には建物自体を建て替えることになるんだそうで、強制的に引っ越しが待ってる。

築30年にも満たないのに建て替える必要あるのかな?と思ったけど、よく見ればゲートは壊れたままだし、駐車スペースも地面ボロボロ剥がれてる箇所が目立つ。持家なら許容範囲だろうけど、収益物件としては見栄えが悪いんだろう。

実際、建て替えが決まる前から空いてた部屋が、今もそのまま空室だ。

だから最近は「どこへ引っ越そうか」とか、新しい部屋の間取りを妄想してたんだけど、昨日一昨日あたりにふと「うちが引っ越したらこの部屋はもう壊されてなくなっちゃうんだなぁ」と思ったら、寂しいようなもったいないような・・・で、部屋を労いたくなった。

我が家よ、お疲れさま

引っ越しはあまり好きじゃないけど、今まで生きてきて何回か引っ越しを経験してきて、どこに住んだって慣れればそこでの生活が気に入ることはわかってる。

でも、自分が引っ越したあと家そのものがなくなってしまうのは初。

話を聞いたときは収益物件ならでは?の短い寿命を憂う気持ちもあったけど、それ以上に「お疲れさまだな」と思って昨日からチョコチョコ大掃除をはじめた。

引っ越したあと壊すならクリーニングはしないだろうから使ったまま出ていっていいんだろうけど、それじゃあなんかあんまりだと思ってさ。

我が家よ、今までありがとう。

君のおかげで楽しい思い出がたくさんできたよ。

お疲れさま。

最期まで住むからよろしく頼むよ。