見てよかった。ホリエモンのしくじり先生

我が闘争 (幻冬舎単行本)

録画しておいたしくじり先生をやっと見た。

(知らない人のために)しくじり先生というのは、人生しくじった人の話を聞いて教訓を得ようというテレビのバラエティ番組だよ。

それのスペシャル?の目玉として出てたのがホリエモンこと堀江貴文さん。

ライブドアの元社長で、プロ野球チーム作ろうとしたりラジオ局を買収しようとしたり選挙に出たり逮捕されて服役したりした人だよ。今はたくさんの人が宇宙旅行できるようにロケットエンジン作ってるんだって。

イメージと違うホリエモンだけど・・・

ライブドアの社長だったころのホリエモンは(報道も含め)けっこうテレビに出てて、そのイメージはとても強そうだった。というか実際、強気だったらしい。

けど、しくじり先生という名前のテレビ番組に出るし、好き放題に演出されてるし、最初はぶっちゃけ「ムショ帰りだからしおらしくしてるのか」と思いながら見てたんだよ。

でもさ、見ていくほどにわたしの頭に浮かんできたのは“健気”の二文字。

語彙力がなくてすまんね。

正しい意味は

1 殊勝なさま。心がけがよく、しっかりしているさま。特に、年少者や力の弱い者が困難なことに立ち向かっていくさま。「一家を支えた―な少年」「―に振る舞う」
2 勇ましく気丈なさま。
「武士の女房たる者は、―なる心を一つ持ちてこそ」〈太平記・一〇〉
3 健康であるさま。
「ああ、―な老者かな」〈蒙求抄・一〉

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だそうだが、わたしが言いたいのは1の「特に~」の前まで。
だいたい合ってたな。よかった。

服役に関することとかケーエーとかエンジョーとか、そういうところには当てはまらないだろうけど、目の前のやることに対してとても健気な人だと思った。

それはほんの断片だけど、そういう面がある人なんだと知れて楽しかったよ。

う~ん。

でもやっぱり健気ってなんか違うなぁ。

可哀想な人という前提があって使われることが多いもんね。

ホリエモンは可哀想?じゃないよなぁ・・・大人だし。

そう思って関連語を見たら、こっちの方が適切な気がした。

き‐とく【奇特】
1 言行や心がけなどがすぐれていて、褒めるに値するさま。「世の中には―な人もいるものだ」
2 非常に珍しく、不思議なさま。
「比の香の―なるを漸く寄りて見れば」〈今昔・六・六〉

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へ、へえ~。
奇特ってこういう意味だったのね。

(見るまで「頭おかしい」だと思ってた・・・orz)