楽器は磨くより弾くのが好きだけどたまには磨く

ベース

たまに弦を張ってないネックを持つと案外細くて「おぬし、こんな細腕でわたしの乱暴な弾き方を支えてくれていたのか!」とカンドゥーする。

ここ数日、炊飯器買っただの100円ショップの包丁砥ぎがスゴイだの奥様めいた内容ばかりだったけど、渋谷に行った一番の目的は今日のやつ。

ベースのちょっとしたメンテナンス?だよ。

渋谷には、わたしの相棒ジョニー(ベース)を、たまにはキレイにしてやろうと必要な道具をそろえに行ったんだ。

そして今日、やっと最終工程までたどりついた。

わたし流ベースのちょっとしたメンテナンス

中を開けたりネジを回したりするわけじゃないからメンテナンスと呼べるのかどうか怪しいけど、今回はヘッド・指板・弦・フレット・ペグ・ブリッジの汚れ落とし。

ヘッドと指板の汚れ落としには定番のレモンオイル

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ベースにつく汚れってわたしの場合は主に手垢だから、“脂は油で落とせ”ってことで人気なのでしょう。実際よく落ちるし、乾燥を防ぐ保湿剤?として使ってる人もいるらしい。

えっ!指板って乾燥するの?

知らなかったけど、弾いて手垢がついてたら大丈夫じゃない?脂だし。

フレット・ペグ・ブリッジの汚れ落としには新アイテムを導入

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金具の汚れ落としは研磨剤入りのチューブのやつが定番らしいけど、こちらはメッキが剥がれないように優しい成分。だそうで、たしかに汚れ落ちはよくないけど、最後に手入れしたのがいつか思い出せないのだからこれはしょうがない。おまけにジョニーはメッキ加工ない。

それでもうっすら汚れが残ってるくらいまでピカピカにはなった。

そして最後が、弦。

弦は鍋で煮込んで汚れを落とす

ベース 弦

わたしベースは古くなった弦の音が好きなので、切れない限り弦は替えない。

古いというのは弦がのびる以外に弾きこんで弦に手垢がいっぱいついてるってこともあるんだろうけど、手垢がつきすぎると、とにかく弾くたびに指がクサイ!

最初の頃は「こういうもんか」と思ってクサイまま弾いてたけど、初めて弦を煮込んだあとに弾いたらあの独特のニオイがなくなったから、手垢で弦はクサくなるんだなぁと。

以来、年に1回くらいの頻度で弦を煮込むようにしてる。

・・・って。

こういうときはさ~、音へのこだわりでこうしてるって言えた方がカッコイイよな~。と思うけど、それ以前にクサイんだもの。

だから恐らく、音への変化が出る前にニオイセンサーが感知して汚れを落としてるから、音が変わった!と感じる前に元の状態に戻せてる。ってことにしておこう。